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39歳から不妊治療を始めて6年。45歳で不妊治療続行中の紅葉(もみじ)です。
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このブログは、過去を振り返りながら書き進めています。
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この周期、私は44歳1ヶ月でした。
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体外授精において良好胚を複数回移植しても着床しないことを着床不全という。
着床しない原因のほとんどが胚の染色体異常と考えられているのだが、
それ以外に何か原因がないか、検査をし治療をしていく。
↑ これは、私が通うクリニックからの説明。
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私の場合、採卵に至るまでの道のりが長く、採れる卵も少なく、凍結できる卵も少ない。
凍結胚を2個作るのに3年半掛かっていた。
だから、着床不全に関する検査で、事前にできるものはしようと思っていた。
クリニックからは、1つ目の胚盤胞を凍結した時に” ERA・EMMA・ALICE 検査 ”のパンフレットを渡されていた。
融解胚移植をする前に受けようと思っていた。
・・・ということで、ここではその検査について、簡単に説明します。
※ 私が受けた検査会社の資料やホームページより引用します。
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ERA(エラ)子宮内膜着床能検査
子宮内膜には、着床に適した期間(着床の窓)がある。
この期間は、個人によって異なり、ERA検査では、患者個人の着床の窓を特定する。
最適なタイミングの胚移植をすることで、妊娠率を高めることができる。
詳細はコチラ → 検査機関のERA検査のページに飛ぶ
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EMMA(エマ)子宮内膜マイクロバイオーム検査
子宮内膜の細菌の種類と量を測定し、バランスが正常かどうかを調べる。
子宮内膜の乳酸菌の割合は、着床・妊娠率に大きく関わる。
子宮内環境を改善する(乳酸菌の割合を上げる)ことにより、着床・妊娠率が向上する。
詳細はコチラ → 検査機関のEMMA検査のページに飛ぶ
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ALICE (アリス)感染性慢性子宮内膜炎検査
慢性子宮内膜炎は、細菌感染によって起こり、不妊症・不育症の原因の1つとなる。
ALICE 検査では、従来の方法では特定できなかった慢性子宮内膜炎の病原菌を検出できる。
※ 不妊症患者の30%が慢性子宮内膜炎に罹患している。
詳細はコチラ → 検査機関のALICE 検査のページに飛ぶ
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費用について
全ての検査が自費。
参考までに私が受けた当時の料金は・・・
ERA検査のみ・・・122,200円
EMMA・ALICE のみ・・・50,900円
ERA・EMMA・ALICE 3項目・・・173,100円
※ 別途、エコー代、投薬代等がかかる。
※ 約10%の確率で、一回の検査で結果が出ない場合がある。
その場合、2回目の検査時の検査代は無料。
それぞれがお高い。
お高くて震える・・・。
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一番受けたいのは、ERA検査。
「着床の窓」・・・つまり、最も胚移植をするのに適した期間。
自然な身体のメカニズムでいくと、排卵から5日目に着床する。
だから、胚移植をする場合も、排卵のタイミングから5日後に胚移植をするのがベーシックな考え方。
しかし、人によって着床の窓が” 5日目 ”より も前だったり、後だったりすることがあるらしい。
だから、そのタイミングに胚移植をしていいのか、というのを調べるのだ。
検査をすることで「1日早い」とか「1日遅い」とかがわかる。
それがわかれば、移植の日もずらすことで着床率が上がる・・・ということらしい。
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お高いよ。確かにお高い。
でも、1個の凍結胚盤胞を作るには、採卵~凍結で35~40万円くらいはかかる。
そして、それは1周期でできるとは限らない。
今ある凍結胚盤胞を1つたりとも無駄にはできないので、
「事前に調べられるものは全て調べてやろうじゃないか!」という気持ちで全て受けることにした。
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検査について
・3つの検査を1回の検体採取のみで検査ができる。
・検査は、子宮内に細い管のようなものを挿入し、子宮内膜の一部を採取する。
その際、痛みや出血を伴うことがあるが、ほとんどの場合一時的なもの。
・検査結果が出るまで2~3週間かかる。
検査まで
・検査周期は、生理開始~検査当日まで 必ず避妊すること。
・検査数日前にP4もしくはHCGの注射を打つ。(時間厳守)
↑ この注射の時間から当日の検査時間が計算される。
検査当日
・痛みが心配な人は、自分で鎮痛剤を飲んでよい。(検査1時間前くらい)
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受付(採血が時間指定されているので、指定時刻の10~15分前に受付)
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採血(P4)
↓ (採血~ERA検査までは1時間。この間に外出も可。ERA検査10分前には戻ること。)
内診室に呼ばれる。(体重計測)
私の通うクリニックでは、通常の内診と同じ内診室を使用。
↓
内診台にて、子宮内膜採取。
細くて長い管を看護師さんが先生に渡し、その管が子宮に入れられ、子宮内膜の一部を採取。
処置後、タンポンを挿入される。(4~5時間後に自分で抜く)
看護師さんより抗生物質(2日分)渡される。
↓
着替えて内診室を出る。
↓
診察室で先生と話。
今後の治療方針、スケジュールなどの話をした。
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会計
※ 受付~会計で、だいたい2時間半くらいだった。
検査後
・3~5日で次の生理が始まる。
→ 私の場合、1回目のERA検査後は7日目に生理が来た。
そして、2回目の時は、検査2日後に生理が来た。
・検査結果が出るまでは2~3週間かかる。
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検査の痛みについて
私の場合、普段からクスコ(膣内を奥まで観察できるように膣内を広げる器具)を入れて広げられている時が痛くて苦手。
ちなみに、子宮頸がんの検査も、子宮体がんの検査も、過去に何度も受けているが、検体採取する時の痛みはさほど感じなかった。
採卵において、局所麻酔で1~2個 卵を採る時も、耐えられる痛さだった。
痛さの段階は、
頸がん検査 < 体がん検査 < クスコ < 採卵
(※ 加えて、卵管造影も無痛だった。)
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さて・・・そんな私がERA検査を受けてみてどう痛みを感じたか。
実は、私はこのERA検査を2度受けている。
検査前。痛みのレベルをなんとなく ” 体がん検査 ”くらいかなと想像していた。
それが、1回目。
痛かった!

ちょっと油断していたのもある。
そして、管を入れて、なんかちょっと吸われたような感覚があって、驚いたのもある。
採卵でチクッとやられる時の痛みより全然痛かった。
一瞬だったけど、痛かったのだ。
終わって帰宅後は軽い生理痛っぽい感じがあった。
(痛み止めの薬は不要で、普通に生活はできる痛さ。)
その痛みも翌朝にはなくなっていた。
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そして2回目。
1回目の” 思いがけない痛み ”があったので、2回目のERA検査は覚悟して受けた。
(とはいえ、事前に鎮痛剤は飲まずに行った。)
痛いのを覚悟して内診台に上がり、ドキドキしながら検査を受けた。
今度は全く痛くなかった。
痛くなさすぎて拍子抜けした。
帰宅後に痛みが出るということもなく、本当に無痛のまま終わった。
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2回受けての感想は、
痛みは人それぞれ、というわけでもない。
同じ人でもその時々で違う。
ただ、子宮内膜をしっかりと採取されるので、痛いという覚悟を持って受けた方が良いと思う。
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私の検査結果については、また別の記事に書きます。
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